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2008/11/06

Race v. Gender

 アメリカの第44代大統領に、Obama氏が選ばれた。世界中が歓喜しており、私もその中の一人だ。今回のObama氏当選についてはいろいろな見方ができると思うが、私はRace(人種) v. Gender(性別)という対立構造で見ている。つまり、黒人か白人かという対立と、男性か女性かという対立構造においては、アメリカは前者にプライオリティーをおいた結果になっているということである。これは、大統領選挙というよりも、民主党候補者選びの段階で出た選択でもある。Hillary v. Obamaという対立構図で、Obamaが勝った。選挙戦術や候補者の人柄等さまざまな要因が絡んだ結果であるが、人種差別問題の方が先に解決されるべき問題と位置づけたことは事実である。さらに、Palin共和党副大統領候補が出てきたことで、一度は衆目を集めたことが、性差別問題の根深さを物語っている。けれども、結局は共和党は敗れ去り、歴史的評価としては人種問題が優先されたということになるのではないか。
 政局よりも政策とか言って民意を問うことを拒む国があれば、一方100年に一度といわれる金融危機の発信源となっている国では、国を挙げて次期指導者を選んでいる。この違いに愕然としてしまう。8年ぶりにアメリカが羨ましいと思えた瞬間であった。

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